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【2026年最新】気密測定は意味がない?その真相と住宅の快適性への影響

気密測定 更新日: 2026-09-07 MU設備広報
【2026年最新】気密測定は意味がない?その真相と住宅の快適性への影響

【この記事は2026年9月6日に更新しました】

こんにちは!MU設備広報部です。

この記事をご覧になられているということは「気密測定って意味あるの?」と疑問をお持ちでしょうか。

改めてですが、住宅の性能を評価するうえで、「気密性能」は非常に重要な指標の一つです。

なぜか。

住宅に隙間が多いと、外気が室内に入り込んだり、冷暖房した空気が外へ逃げたりするため、室内の温度を快適に保ちにくくなり、冷暖房効率の低下にもつながるからです。

そこで気密測定を行い、建物にどの程度の隙間があるのかを数値化することで、住宅の気密性能を客観的に確認できます。

しかし、「気密測定は意味がないのでは?」と考える方も少なくありません。

その理由として、「実際の居住環境では隙間が多少あっても問題ない」「高気密を追求しすぎるとコストがかかる」「換気計画のほうが重要ではないか」といった意見が挙げられます。

そのため、本記事では、気密測定の意義について詳しく解説し、測定結果の見方や、住宅の快適性・省エネ性への影響について考察します。

この記事の監修者

監修者 MU設備代表 向井達哉
MU設備代表 向井達哉
本記事は、当社の広報部が作成し、気密測定技能者(IBECs認定)の資格を持つ代表向井達哉が監修しました。 MU設備は関西エリア(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山見、滋賀県)を中心に気密測定を専門に行っています。年間実績は約500棟。
気密測定技能者は、JIS A 2201「送風機による住宅等の気密性能試験方法」に基づく測定方法などを習得した専門技術者です。
IBECs公式サイトで気密測定技能者について確認する

気密測定とは?

住宅の画像

気密測定(Blower Door Test)とは、住宅の気密性を数値化するために行う検査です。

専用の測定装置(ブロアドアテスト機器)を使用し、建物内外の圧力差を作ることで隙間から漏れる空気量を測定します。

この測定では、室内の空気を外に排出して負圧を作り、その際に外部からどれだけの空気が流入するかを測定する方法が一般的です。逆に、室内に空気を送り込み正圧にして測定する方法もあります。

測定結果は、隙間面積(C値)や気密性能の指標となるACH50(50Paの圧力差で1時間に何回空気が入れ替わるか)として数値化されます。

気密測定の目的

気密測定の目的は、住宅の気密性能を正確に把握し、必要に応じて改善を行うことです。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

  • 省エネルギー性能の向上:気密性が高い住宅では、冷暖房の効率が向上し、エネルギー消費を抑えることができます。
  • 快適性の向上:隙間風が少なくなり、温度ムラのない快適な室内環境を実現できます。
  • 結露やカビの防止:気密性が低いと壁内で結露が発生しやすく、カビや木材の腐食の原因になります。
  • 換気計画の適正化:気密測定により、換気システムが計画通りに機能するかを確認できます。

気密測定の測定手順

  • 測定機器の設置:玄関や窓にブロアドアテスト機器を取り付け、建物内の空気を外部に排出(負圧測定)または供給(正圧測定)する準備をします。
  • 気圧差の設定:室内外の気圧差を50Paに設定し、どれだけの空気が流入・流出するかを測定します。
  • 数値の算出:C値、ACH50、n値などの指標を計算し、建物の気密性能を評価します。
  • 改善点の特定:測定データをもとに、施工の不備や隙間の多い箇所を特定し、改善策を講じます。

この測定結果により、住宅の隙間面積や気密性能が数値として表され、省エネ性能や快適性の評価に活用されます。

気密測定を行うことにより、建物の施工精度を確認できるだけでなく、適切な換気計画の策定にも役立ちます。気密性が低いと計画通りの換気ができなくなり、空気の流れが予期せぬ形で変わってしまう可能性があります。

気密測定の主な指標

  • C値(相当隙間面積):建物の床面積1㎡あたりの隙間の大きさを示す値。C値が小さいほど気密性が高い。
  • n値(漏気経路指数):気密測定時の圧力差に対する漏気量の変化を示す指標。1.0に近いほど施工精度が高い。
  • ACH50(1時間あたりの空気交換回数):50Paの圧力差をかけたときに、1時間あたりに室内の空気が何回入れ替わるかを示す値。
n値やC値に関しての記事はこちら

この測定結果により、住宅の隙間面積や気密性能が数値として表され、省エネ性能や快適性の評価に活用されます。

気密測定を行うことにより、建物の施工精度を確認できるだけでなく、適切な換気計画の策定にも役立ちます。気密性が低いと計画通りの換気ができなくなり、空気の流れが予期せぬ形で変わってしまう可能性があります。

「気密測定は意味がない」と言われる理由

悩む男性の画像

気密測定に否定的な意見が出る背景には、以下のような理由があります。

1. ある程度の隙間があっても生活に支障がない

「昔の家はもっと隙間があったのに、問題なく住めていた」という意見があります。

確かに、ある程度の隙間があっても自然換気が促され、空気の流れが生まれるという考え方もあるでしょう。

しかし、これにはデメリットもあります。

冬場には冷たい外気が侵入しやすく、暖房効率が著しく低下するという問題も発生する可能性があるためです。

また、現代の住宅では、快適な室内環境を維持するための24時間換気システムが義務化されており、適切な換気設計と併用することで、健康的で効率的な空間を作ることが可能です。

2. 高気密化にはコストがかかる

気密性を高めるためには、施工の精度を上げる必要があり、結果としてコストが上昇します。

特に、C値(相当隙間面積)を極限まで低くしようとすると、追加の施工や専用部材が必要になり、コストが跳ね上がることも。

しかし、これは短期的なコスト増加にすぎず、長期的にはエネルギー消費を抑え、冷暖房費の削減につながるため、最終的には費用対効果が高い選択肢となります。

さらに、気密性を高めることで、冷暖房設備の効率が向上し、小さな空調機器でも十分な快適性を確保できるため、将来的なランニングコスト削減につながる可能性もあります。

3. 換気システムの性能が重要では?

「気密性を高めるよりも、しっかりした換気システムを導入したほうが快適なのでは?」という意見もあります。

確かに、換気システムは重要ですが、気密性が低いと計画換気がうまく機能しなくなる可能性があります。

たとえば、換気扇を回しても外部の隙間から不要な空気が流入し、適切な換気が行えなくなることも。

適切な気密測定を行い、換気計画と合わせて設計することで、計画通りの空気の流れを確保し、快適な住環境を実現できるでしょう。

次に気密測定の具体的な方法、手順について見ていきましょう。

気密測定が本当に必要か、迷っている方へ
気密測定は、住宅に合否をつけるだけの検査ではありません。
目に見えない隙間を数値化し、漏気箇所の発見や 住まいの品質改善につなげるための検査です。

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気密測定の具体的な方法

気密測定は以下の手順で行われます。

  • 測定機器の設置: 建物の玄関や窓に測定機器を設置し、密閉状態を作ります。
  • 内部と外部の気圧差の設定: 室内を負圧または正圧にし、隙間から漏れる空気量を測定します。
  • 数値の算出: C値、n値、ACH50などの指標を算出し、建物の気密性能を評価します。
  • 改善点の特定: 測定結果をもとに、施工の不備や改善点を洗い出します。

気密測定の結果を改善する方法

気密測定の結果が望ましい数値に達していない場合、以下のような対策を行うことで改善が可能です。

  • 断熱材の適切な施工: 隙間を埋めるために、断熱材を正しく施工する。
  • 窓やドアのシーリング強化: 開口部の隙間をなくすことで、気密性を向上させる。
  • 配管やコンセント周りの処理: 配管や電気コンセント周辺の隙間を埋める。

MU設備の測定実績をご紹介

ではここでMU設備の測定実績をご紹介します。

こちらの事例では、補修前のC値が1.38でしたが、補修後にC値を0.89まで下げることが出来ました

MU設備のサッシまわりウレタン処理の画像
サッシまわりウレタン処理
MU設備の玄関土間パッキンまわりテープ処理の画像
玄関土間パッキンまわりテープ処理
MU設備の玄関土間パッキンまわりテープ処理の画像
玄関土間パッキンまわりテープ処理
MU設備の電気配線まわりテープ処理の画像
電気配線まわりテープ処理

このように気密測定を適切なタイミングで行い補修作業を実施することでC値改善を図ることが可能となっております。

その他の事例に関してはこちらからご覧ください。

また、私たちは気密測定測定の専門家として、現場の工程に合わせた最適なタイミングをご提案していますのでお気軽にご相談ください。

MU設備にお寄せいただくお客様の声

ここでは実際にMU設備で気密測定をさせていただいたお客様から届いたメッセージの一部をご紹介させていただきます。

気密測定後の補修対応と丁寧な対応を評価するお客様からのメール
ハウスメーカーに断られた気密測定を依頼し、実施してよかったというお客様の声
建売住宅の引き渡し前に気密測定と漏気箇所の特定を依頼したお客様の声

まとめ

「気密測定は意味がない」との意見があるものの、適切な気密性の確保は住宅の省エネ性能や快適性向上において重要な要素であることがお分かりいただけましたでしょうか。

C値1.0以下が理想的な気密住宅

n値が1.0に近いほど施工品質が良好

ACH50が1.0以下なら省エネ効果が高い

気密と換気はセットで考えることが重要

適切な気密測定により、冷暖房効率を向上させ、結露を防ぐことができる

気密測定の方法と改善策を理解し、より良い住環境を作る

気密測定の結果を正しく理解し、適切な基準で住宅の性能を向上させることが、快適な住環境づくりの第一歩です。

気密測定が本当に必要か、迷っている方へ
気密測定は、住宅に合否をつけるだけの検査ではありません。
目に見えない隙間を数値化し、漏気箇所の発見や 住まいの品質改善につなげるための検査です。

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